2019年2月9日(土)に、篠山層群の恐竜・鳥類卵化石発掘調査中の現場を兵庫県立人と自然の博物館の三枝春生主任研究員の現地解説付きで見学するツアーを実施しました。
まずは、兵庫県立人と自然の博物館内の「丹波の恐竜化石」の展示を三枝主任研究員の解説を聞きながら見学しました。
丹波地域で発見された恐竜・ほ乳類化石や恐竜の歯、カエルや卵化石などの展示を前にした解説では、三枝主任研究員から興味深い色々なお話をたっぷり聞くことことができました。
また、丹波竜全身骨格模型の前などでは質問に答えて頂いたり、充実した時間はあっという間にすぎて、参加された方からは、「もっとお話が聞きたかった」との声もあがりました。
次は、2018年2月に新たな化石発見地として報告された「川代1号トンネル」にバスに乗って移動しました。
角竜化石などが発見されたトンネル入口の篠山層群の地層前で三枝主任研究員からお話を聞きました。
そして、いよいよ卵化石発掘調査現地実況解説です!!
三枝主任研究員から丹波竜発掘のお話も含めて発掘調査全体の解説のあと、この日、卵化石発掘調査の現場で発掘調査をされていた筑波大学田中康平助教からも卵化石発掘調査についての話をお聞きすることができるというサプライズもありました。
最後に冷え切った身体を「元気村かみくげ」名物の恐竜焼きとあったかいお茶で温めてからバスに乗って帰路につきました。
今回、多くの方にご参加いただきありがとうございました。
これからも、いろいろな体験プログラム等を計画していく予定です。
お楽しみにお待ちください。