兵庫県立人と自然の博物館は、丹波竜発掘現場近くにおいて、2019年1月から3月まで恐竜・鳥類卵化石発掘調査を実施されました。試掘時に現場保存した標本を採集し、またその周辺エリアの調査をボランティアと協働で実施された結果、卵・卵殻に加え、小動物、恐竜類の歯などを含む、約1000点の標本が発見され、少なくとも4タイプの卵殻化石が確認されたことから、緊急速報展を実施されます。
緊急速報展について
(1)期 間 平成31年4月27日(土)~令和元年6月2日(日)
(2)場 所 兵庫県立人と自然の博物館 3階 丹波の恐竜化石展示室
(3)展示物 下記の産出化石 a~d
調査成果
(1)産出した化石 計975点
・卵、卵殻化石 629点
・小動物化石(カエル類・トカゲ類など) 263点
・骨片、恐竜類の歯など 83点
(2)卵・卵殻化石について
・下記のa~d4タイプが確認された。
a 小型獣脚類恐竜もしくは鳥類と考えられるタイプ
※試掘時に確認済み
b 小型獣脚類恐竜(ニッポノウーリサス)と考えられるタイプ
※丹波竜の産出層から報告済み
c 小型獣脚類恐竜(プリズマトウーリサス)と考えられるタイプ
※丹波竜の産出層から報告済み
d 現段階では帰属不明なタイプ
[問合せ]
兵庫県立人と自然の博物館 自然・環境評価研究部
電話 079(559)2001(代表)
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https://www.hitohaku.jp/exhibition/planning/d-b-egg-excavation.html