小型肉食恐竜 ヒプノヴェナトル・マツバラエトオオエオルム

篠山層群から発見された恐竜化石がトロオドン科の新属新種と2024年7月に発表されました。

小型肉食恐竜 ヒプノヴェナトル・マツバラエトオオエオルム

篠山層群から発見された恐竜化石がトロオドン科の中でも進化的なグループであるトロオドン亜科であることが明らかになり、新属新種として「ヒプノヴェナトル・マツバラエトオオエオルム(Hypnovenator matsubaraetoheorum)」と命名されました。

ヒプノヴェナトルという学名は、「眠る狩人」を意味し、この恐竜が眠っていたときの姿勢のまま化石になったことが判明したことに由来しています。そして、この恐竜化石の第一発見者である「松原薫氏」と「大江孝治氏」から、「松原と大江の眠る狩人」という意味を持つ「ヒプノヴェナトル・マツバラエトオオエオルム」とされました。

篠山層群から発見され学名が付けられた卵殻化石を除く恐竜化石としては 2014 年に報告されたタンバティタニス(和名:丹波竜)に次ぐ2例目です。

 詳しくは、人と自然の博物館HPをご覧ください。